System.out.printf に渡す%sなどの表示形式を指定するための文字列です.
Java言語の場合,C言語とほぼ同じですが,Javaの場合は型がより多彩ですので,どの記述子にすべきかを注意する必要があります.
記述子が対応しない型の値を対応づけると実行時エラー(IllegalFormatConversionException)が発生します.
フォーマット記述子と対応する型を以下に示します.
%c
Character型%s
%d
Integer型,Long型,Short型%o
Integer型,Long型,Short型%x
Integer型,Long型,Short型%f
Float型,Double型%e
Float型,Double型%n
Javaの型は必ずパッケージに所属しています.
パッケージとは,ディレクトリのようなもので,階層構造が存在します.
パッケージには,サブパッケージと型が属します.
型が約4,000個存在するため,パッケージを導入して分類しなければ混乱するためです.
標準的には,java.langパッケージに所属する型が利用できます.
しかし,java.langパッケージに所属する型以外を利用する場合は,どのパッケージの型を利用するのかを指定しなければいけません.
その指定を行うのが,import文です.
Java言語の型一覧は次のURLから確認できます. https://docs.oracle.com/javase/jp/8/docs/api/
なお,java.langパッケージには,String型やInteger型,Double型,
System 型などが所属しています.
Javaでは実は,publicやprotected,private
というキーワードをクラス,メソッド,フィールドに付けられます.
このキーワードの付け方により,どこからアクセスできるのかを制御できるようになります.
可視性のデフォルトはなしでprivateより弱く,protectedよりも強い制限です.
この可視性を使うときは,publicは最低限にする方が良いとされています.
この授業では扱いません.
順序を持つデータ集合を実現する方法の一つ. 各要素が次の要素へのリンクを持つことで順序を持つデータ構造を実現しています.
下のようにNode型が次の要素へのリンクであるNode型のフィールドと,
要素である valueフィールドを持ちます.
最初の要素さえ持っていれば,最後まで順番に辿れるようになります.
Wikipediaの連結リストも参照すると良いでしょう.
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